先日、初めて息子を映画館へ連れて行った。
お目当ては「ドラえもん のび太と緑の巨人伝」。環境問題、人と地球の共存をテーマにした話である。
3歳の息子には難しいかな? 2時間近くも大人しく座っていられるかな? いろいろと危惧したが、
息子はドラえもんの形の容器に入ったポップコーン(キャラメル味)を首から提げ、
時折つまみながらいっぱしに鑑賞しており、私もかなり集中してストーリーの中に入ることが出来た。
「ドラえもん」、言わずと知れたスーパーロングセラーの国民的アニメである。
みなさんも、忙しい時や困った時などに、一度は口にしたことがあるのではないだろうか?
「ドラえもんがいたらなあ」と。サッカー生活においても、遠征で度々、飛行機を使う私としては
「だれか、“どこでもドア”を作ってくれぇ」と本気で思ったり、試合に負けた後や、
大きなミスをした後なんかには「時間を戻したい、タイムマシンが欲しい…」などと考えてしまうこともしばしばで、
ふとした時に数々の便利な道具の存在を夢見てしまうほど、ドラえもんに影響を受けているのだ。
だが、私にとってドラえもんという作品が本当に素晴らしいと思えるのは、
それが「便利な道具による夢物語」だからではない。ドラえもんは、たくさんの大切なことを教えてくれる。
夢や希望、友情、思いやり、仲間を信頼すること、そして困難に立ち向かう勇気。便利な道具に頼るのではなく、
そうした大きく強い心を持つことこそ大事なのだということを考えさせてくれる。
そして、それらはサッカーにおいても、そして人生においても、きっと、いやとても大事なことだと私は思う。
映画館を後にすると満足気な息子が残ったポップコーンをつまんでいた。
そしてその横にいた私は、息子よりもさらに満足気な顔をしていたに違いない。ポップコーンをつまみながら言う。
「よし、次は何を見に行こうか!」
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