注意:このホームページ上の全てについて無断転載・引用は一切お断りいたします。


BBS  Q&A  


  「私のヒーロー」 2007年4月13(金)毎日新聞夕刊に掲載

 ここ数年、めっきりと映画館に足を運ぶことの少なくなった私だが、今、ひそかに見たい映画がある。 それは「ロッキー・ザ・ファイナル」だ。

 小、中学生時代に「ランボー」「ロッキー」などを見て興奮した私にとって、 シルベスター・スタローンは、いわゆるヒーローの一人なのだ。
 どんな状況でも絶対にあきらめずに戦う。映画の中でも外でも、それが信条のスタローンを、 私がスクリーン上で初めて見た時、彼はサッカーのゴールキーパーをしていた。

 タイトルは「勝利への脱出」。その映画にはサッカーの神様ペレ、 そして私の恩師であるオズワルド・アルディレス(元清水監督)といったスーパースターが出演していた。
 映画の中で、第二次世界大戦中にナチスドイツの捕虜にされてしまったペレやアルディレス、 そしてスタローンたちが連合軍として、ドイツ軍とサッカーの試合をすることになる。

 そして、その試合のハーフタイムに、ロッカールームから脱出しようという計画を企てるのだが、 完全なるアウェーゲームの中、度重なる悪質なファウル、不公平でひどいジャッジが、逆に連合軍の闘志に火をつけ、 後半も誰一人逃げることなくピッチに立ち、最後まで戦うのである。
 その連合軍の戦う姿勢が、観衆、そしてドイツ軍士官の心までも動かし、最後は観衆に紛れて脱走するというものだ。

 正直言って、幼少であった私には詳しい内容、戦時下のいろんな背景は、ほとんど理解できなかった。 だが、戦う男の姿勢、皆で力を合わせる事の素晴らしさ、何より人種や言葉の壁も越え、 人の心を動かすサッカーの持つ大きな力を子共ながらに感じ、心をふるわせた。
 今思えば、それは、私が初めてサッカーの魅力に触れた瞬間であったのかもしれない。 そして困難に立ち向かう、スタローンの姿にまだ子共だった私は、素直に感動を覚えた。

 あなたのヒーローは誰だろう? ロッキー=スタローンは私の原点である。 私もサッカーを通じて、人に感動を与えることのできる、そんな男になりたい。


*毎日新聞 夕刊(金曜日/月一回)コラム『サッカーマインド』に連載中。


[back]

BACK NUMBER

2007/04/13 雄大なり!
2007/03/24 魔の4日間
2007/03/14 切り替えろ!
毎日新聞コラム掲載文(2007/03/16掲載)
2007/03/07 はじめの一歩!
2007/02/28 いよいよあと3日!
2007/02/19 キャンプ終了〜!
毎日新聞コラム掲載文(2007/02/16掲載)
2007/01/31 キャンプ イン!!
毎日新聞コラム掲載文(2007/01/19掲載)
2007/01/01 あけましておめでとうございます!


2006年 メッセージ一覧
2005年 メッセージ一覧
2004年 メッセージ一覧
2003年 メッセージ一覧
2002年 メッセージ一覧(7月〜12月)
2002年 メッセージ一覧(1月〜6月)
2001年 メッセージ一覧(7月〜12月)
2001年 メッセージ一覧(1月〜6月)
2000年 メッセージ一覧

特集ページ
2001年石垣島合宿 隆三のデジカメ「いいね!」レポート
サウジ・プチレポート 〜恐怖のラクダくん〜
INFORMATION 「さんまの天国と地獄」出演レポート
アジアカップ レバノン2000 レポート
ボンバークイズ当選者! ついに発表だー!!
Special!! オリンピック ON/OFF レポート

PUMA Copyright (C) VOLANTE,INC. All rights reserved.
Copyright (C) FC JAPAN. All rights reserved.
powered by
powered by FC JAPAN